洋画★シネフィル・イマジカでは、毎月、選りすぐりの「ドキュメ
ンタリー」をお届けします。
2000年6月12日、リオデジャネイロを走っていたバスが、拳銃を持った男に突然ジャックされ、乗客11人が人質にされる。事件は数時間の緊迫した膠着状態の後に解決するが、その模様は生中継され、国民をテレビの前に釘付けにした。
事件の顛末だけではなく、犯人が事件を引き起こすにいたった背景を詳細に追い、事件でメディアが果たした役割をも検証。ストリートチルドレンをめぐるブラジルの社会問題を浮き彫りにした、衝撃のドキュメンタリーです。
「バス174」
(C) 2002 zazen production
「バス174」
(2002年/ブラジル/監督:ジョゼ・パジーリャ)
放送日:1月11, 15, 19, 24, 29日
「デブラ・ウィンガーを探して」
(2002年/アメリカ/監督:ロザンナ・アークェット)
「グレート・ブルー」他の人気女優、ロザンナ・アークェット。40代に突入し、母親として女優としての生き方に悩み始めた彼女は、「愛と青春の旅立ち」等で人気女優となりながら突然引退したデブラ・ウィンガーに会いに行くことを決意する。旅の途中、ロザンナは様々な女優たちにインタビューをし、彼女たちの本音を聞き出す。
監督のアークェットが、メグ・ライアン、シャロン・ストーン、ジェーン・フォンダなどトップ女優34人と、お互いのキャリアや私生活について語り合った話題作です。
「ワン・プラス・ワン」
(1968/イギリス/監督:ジャン=リュック・ゴダール)
ジャン=リュック・ゴダール監督がロック史上に残る名曲として名高いザ・ローリング・ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』誕生の瞬間を映像にとらえた音楽ドキュメンタリー。
故ブライアン・ジョーンズがバンドに在籍していたときのもので、曲が完成するまでの過程を1968年という時代の空気とともに記録しながら、合間に、ブラック・パワーを揚げるアジテイターたち、ヒトラーの「わが闘争」を声高に叫ぶモッズなどのフッテージが挿入され、政治活動に系統していった時期のゴダールの実験精神も垣間見ることができる。
「ステップ!ステップ!ステップ!」
(2005/アメリカ/監督:マリリン・アグレロ)
「紳士、淑女の皆さん、ようこそ!」というダンス指導員のかけ声とともに入ってきたのは、それまでテレビやゲームに夢中だった子供たち。メレンゲ、ルンバ、タンゴ、フォックストロット、スウィング。初めは戸惑い、照れていた子供たちも、レッスンを受けるうちに、コンテスト優勝という目標に向かってダンスにのめりこんでいく。
女性監督らしい温かい目線で、社交ダンスの世界に足を踏み入れた都会っ子たちの成長を描き出し、各国の映画祭で熱狂的な人気と数々の観客賞を受賞したドキュメンタリーです。
「エトワール」
(2000/フランス/監督:ニルス・タヴェルニエ)
まばゆいスポットライトの下、ステージで華麗に踊る白鳥たち。彼女たちは、舞台裏に戻った途端、「苦しい!」と汗びっしょりになって倒れこむ。世界一のバレエ団と言われるパリ・オペラ座バレエの舞台裏は、バレエ・ファンでなくても夢中にさせられる驚きと興奮で満ちています。300年以上の歴史を持つパリ・オペラ座でバレエに生きるダンサーたちの内面に初めて光を当てた傑作ドキュメンタリー。
「ブロック・パーティー」
(2006/アメリカ/監督:ミシェル・ゴンドリー)
ニューヨークはブルックリンで、一夜限りのシークレットライブが開催された。発案者は全米No.1コメディアン、デイヴ・シャペル。8年ぶりに再結成したローリン・ヒル率いるフージーズをはじめ、カニエ・ウェスト、モス・デフ、ザ・ルーツといったHIPHOP界のスーパースターが集まり、歴史に残る路上ライブを決行した。
「TOKYO!」のミシェル・ゴンドリー監督による、ひとつの舞台でコメディアンとミュージシャンがパフォーマンスを見せる映画史上類をみないドキュメンタリー。
「永遠のモータウン」
(2002/アメリカ/監督:ポール・ジャストマン)
伝説の“モータウン”黄金期に、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5、シュープリームスらの音を生み出し、世界で最も多くのNo.1ヒットを世に送り出した男たち。“彼ら”の名は…ファンク・ブラザーズ。数々の名曲を世に送り出したモータウン・レーベルを影から支えたスタジオ・ミュージシャン、ファンク・ブラザーズに迫ったドキュメンタリー。
「アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶」
(2003/スイス=フランス/監督:ハインツ・バトラー)
2004年、95歳で亡くなった20世紀最大の写真家アンリ・カルティエ=ブレッソン。ライカを抱えて世界を駆け回り、二つの大戦をくぐり抜けてきた彼の写真は、激動の世紀のまさに「決定的瞬間」に満ちあふれている。
「写真撮影の妨げになる」と人前に姿を出すことを徹底して避けていたカルティエ=ブレッソンが、93歳にして初めて自身の生涯と作品について語った貴重なドキュメンタリー。
「マイ・アーキテクト ルイス・カーンを探して」
(2003/アメリカ/監督:ナサニエル・カーン)
1974年3月ニューヨーク、ペンシルバニア駅で男性の死体が発見された。男の名はルイス・カーン。キンベル美術館、ソーク生物学研究所やバングラデシュ国会議事堂など、世界を驚嘆させる建築物を創造した現代建築の巨匠であり、私生活では3つの家庭を持つなど複雑な人生を送った人物でもあった。
父の死から25年が経過しても、息子ナサニエル・カーンは11歳の時に経験した父の死はおろか、その存在さえも受け入れられずにいた。苦悩を抱きつつ、ナサニエルは父の設計した建築物と向き合い、彼を知るさまざまな人々との出会いによって、真の父の姿や、自身の出生の秘話まで明らかにしていく。そして、旅の終着地であるバングラデシュでナサニエルが見つけた、かけがえのないものとは…。
「真実のマレーネ・ディートリッヒ」
(2001/フランス=ドイツ=アメリカ/監督:J・デヴィッド・ライヴァ)
細い描き眉、赤毛のブロンド、100万ドルの保険をかけた美しい脚。1930年代の前半、ヨーロッパから輸入されたハリウッド・スターとして、スウェーデン出身のグレタ・ガルボと人気を二分したドイツの名女優マレーネ・ディートリッヒ。 ディートリッヒの孫にあたるJ・デヴィッド・ライヴァ監督は、今や20世紀のイコンとして存在する祖母ディートリッヒの作られた神話に挑戦するかのように、長いフィルムハンティングの末、未見のフィルムを多数集め、また、ディートリッヒの人生に登場した人たちの証言を収録して、ディートリッヒに関する新しい神話を誕生させた。
「チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち」
(2000/アメリカ/監督:ジェフリー・ブリッツ)
毎年900万人の子供たちが参加するアメリカの一大イベント<全米スペル暗記大会>。全米各地で行われる地区予選を勝ち抜いた249人の子供たちが、決戦の地ワシントンD.C.へと辿り着いた。
メキシコからの不法移民で英語が話せない父親を持つアンジェラ。シングル・マザーの母と力強く生きるアフリカ系アメリカ人アシュレー。インド移民の両親に厳しく育てられているニール。家族の歴史、生まれた環境、信仰、それぞれ異なる背景を抱えた子供たちが、たった一つの目標へ向かう姿を追った真実の物語。
「ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜」
(2005/イギリス/監督:サザン・モリス)
80年代UKミュージック・シーンの狂騒を駆け抜けたポップ・スター、ジョージ・マイケル。
しかしその全盛期に音楽活動停止を余儀なくされたレコード会社との契約訴訟問題、長年のゲイ疑惑が公になったロスの公衆トイレにおける猥褻罪での逮捕など、90年代以降、彼は常にスキャンダルと物議にさらされてきた。ポップ・スターでありながらも一人の生身の音楽家として活動することの、そして一人の生身の人間として生きることの困難に真正面から向き合い、それを克服してきた男が今、そのすべてを語る。
「ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実」
(1999/アメリカ/監督:ケヴィン・マクドナルド)
1972年9月5日、ミュンヘン・オリンピック会場内の選手村に、バレスチナの過激派集団"ブラック・セプテンバー"のメンバー8名が乱入。イスラエル人選手とコーチの2名を殺害し、残る選手9名を人質に立てこもった。要求は、イスラエルに収監されているパレスチナ人同胞234名の解放。イスラエル政府はこの要求を断固として拒否し、特殊部隊による事態解決を西ドイツに打診するが、西ドイツ側は自国で処理するとしてイスラエル軍の介入を拒否した。テロリスト対ドイツ警察の膠着状態は長引き、テレビ中継を通じて、全世界の人々が固唾を飲んで見守った……。
「フェリーニ 大いなる嘘つき」
(2002/フランス=イタリア=イギリス/監督:ダミアン・ペティグリュー)
「甘い生活」「8 1/2」などの幻想的な作品で知られるイタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニ。その最晩年に行われたインタビューをもとに、フェリーニ映画の謎と魅力を探るドキュメンタリー映画が完成した。幼少時の思い出から遺作となった「ボイス・オブ・ムーン」まで、まるでフェリーニの頭の中を覗き込むように繰り広げられる対話と映像の数々。フェリーニ自身、自分のヴィジョンと言葉がもっとも長く記録された映像と語る、フェリーニ・ドキュメンタリーの決定版。
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