<内容>
キャンプ場のトレーラーハウスで酒浸りの母と暮らす少女ロゼッタ。彼女の願いは貧しい生活から抜け出すこと。ある日働いていた工場から突然解雇される。職探しはうまく行かず、酒を飲んで男を連れ込む母親とはいつも喧嘩に。そんな彼女にやさしく接するワッフル・スタンドの店員リケ。彼の紹介でワッフル・スタンドで働き始めたロゼッタだったが…。
<見どころ>
悲惨な環境から脱却しようともがく少女を描いたドラマ。監督は、「イゴールの約束」で注目されたベルギー出身の兄弟監督、リュック&ジャン=ピエール・ダルデンヌ。手持ちカメラで至近距離からロゼッタの姿をひたすら追い続けるドキュメンタリー・タッチの映像が、ヒロインの感情を赤裸々に浮き彫りにする。頑なまでに戦いを挑み、乗り越えようともがく少女の姿が胸を打つ秀作。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールと主演女優賞をダブル受賞する快挙を成し遂げた。
<受賞歴>
1999年カンヌ国際映画祭パルム・ドール、主演女優賞(エミリー・デュケンヌ)