<内容>
夫を撮影中の事故で失った映画の記録係アンヌ(アヌーク・エーメ)はパリで一人暮らしていた。ドーヴィルの寄宿学校へ預けている娘に面会した日曜日、彼女は列車に乗り遅れたことから同じ寄宿生の少年の父(ジャン=ルイ・トランティニヤン)と知り合った。彼の名はジャン=ルイ。妻はレーサーである夫の身を案じるあまり、自ら命を絶っていた。互いの境遇を知らぬ2人だったが、なぜか惹かれあうものを感じるのだった。次の日曜日、彼らは子供たちを連れてドーヴィルの街を散策していた。まるで家族のように。そして、過酷なレースを終えたある日、ジャン=ルイの元へアンヌからの電報が届く…。
<見どころ>
映像の魔術師と呼ばれたクロード・ルルーシュの出世作。無名の彼が低予算を補うために自らもカメラを握り、ドキュメンタリー・タッチの撮影と効果的な編集で作り上げた映像に、フランシス・レイの流麗な音楽が絡み合い、世界中で大ヒットを記録。60年代フランス映画を代表する作品となった。主演は「スウェーデンの城」のジャン=ルイ・トランティニャン、「モンパルナスの灯」のアヌーク・エーメ。主題歌を歌ったピエール・バルーが劇中ではアンヌの夫を演じている。
<受賞歴>
1966年 カンヌ国際映画祭 グランプリ/1966年度 アカデミー賞 外国語映画賞