<内容>
モハマドは、テヘランの全寮制の盲学校に通う少年。夏休みに入り、級友が家族に迎えられ帰宅するなか、いつまで経っても父親が迎えに来ない。ようやく迎えにくるが、父親の表情は曇ったまま。何故ならモハマドの将来や自身の再婚についてなどの悩みを抱えていたからだった。そんな父親の心中を察して心を痛めながらも、モハマドは大好きな祖母や妹たちの住む村に戻って来る…。
<見どころ>
豊かな感受性を持つ盲目の少年とその父の絆を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「少女の髪どめ」「運動靴と赤い靴」のマジッド・マジディ。「運動靴と赤い靴」に登場する盲目の男性役を選ぶために訪問した視覚障害者センターで、ひとりの少年と出会ったことが本作製作のきっかけになったという。
<受賞歴>
1999年「モントリオール国際映画祭」グランプリ