<内容>
住人の収入と知的水準の高さを思わせる居間。今日は、応用心理研究所の助教授の夫ヨハンと、その妻で弁護士のマリアンが、二人の娘とともにある雑誌のインタヴューに答えている。“模範的夫婦”というテーマで語る二人だったが、後日出来あがった記事から違和感を拭いきれなかった。それ以来、糸がほつれてゆくような二人の関係は、愛憎と苦悩のぶつけ合いに満ちたものになってゆく…。
<見どころ>
5時間のテレビシリーズとして製作されたものを、ベルイマン自身が劇場映画用に再編集したもの。ほとんどのシーンが夫婦間のやりとりだが、その熱のこもった演技はベルイマンの演出と共に高く評価された。結婚と離婚を通し、人間の真の結びつきと、本当のコミュニケーションとは何かが問われてゆく。
<受賞歴>
1974年度 ゴールデン・グローブ賞 外国映画賞受賞作品
1974年 ニューヨーク映画批評家協会賞 女優賞(リヴ・ウルマン)、脚本賞(イングマール・ベルイマン)受賞作品