<内容>
1907年のクリスマス・イヴ、スウェーデンの地方都市ウプサラ。俳優で劇場主のオスカルは、妻で女優のエミリー、息子のアレクサンデル、娘のファニーとともにキリスト降誕劇を上演している。その後一族が集まるクリスマス・パーティが盛大に行われた。しかし、年明け早々リハーサル中のオスカルが急死、エミリーは劇場を手放すことになり、ヴェルゲルヅ主教と再婚。やがてその結婚も失敗に終わり、アレクサンデルとファニーのきょうだいは屋根裏に閉じ込められてしまう…。
<見どころ>
ブルジョワ一家の2年間の出来事を、霊を見ることができる繊細な二人の孫の目を通して、詩的に描いていく。
イングマール・ベルイマンが、思いのたけを投じた自伝的大作。当時のスウェーデン映画史上最大の製作費が費やされた本作を最後に、ベルイマンはいったんは映画監督業から引退、まさに彼の集大成の作品といえる。
当初から劇場用(3時間)、テレビ用(5時間)の両方が製作された。本放送作品は劇場版。
<受賞歴>
1983年度 アカデミー賞 外国語映画賞、撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞