<内容>
ローマの豪邸で、家族の団欒を描いた絵画コレクションに囲まれ、一人静かに暮らしていた教授(バート・ランカスター)の日常は、ある日突然やって来て屋敷の2階に住み着いてしまったブルモンティ夫人(シルヴァーナ・マンガーノ)とその愛人コンラッド(ヘルムート・バーガー)、そして夫人の娘たちによって破られる。我が物顔で好き勝手に振舞う彼らに業を煮やす教授だが、コンラッドに対しては父性のような感情が芽生えていく。
<見どころ>
ヴィスコンティ自身の投影を強く感じさせる晩年の最高傑作。バート・ランカスター、ヘルムート・バーガーをはじめとした豪華な顔ぶれも、この作品を特別なものにしている。
<受賞歴>
1975年度 ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞 最優秀作品賞(「哀しみの伯爵夫人」と同時受賞)、最優秀外国俳優賞(バート・ランカスター;「フロント・ページ」のジャック・レモン、ウォルター・マッソーと同時受賞)