<内容>
人影のない街角。針のない時計。棺の中は、自らの死体…。
奇妙な夢で目覚めたイーサクはその日、名誉博士の授与式のためルンド大学へ赴く予定だった。息子と諍い中の嫁、マリアンと共にルンドへ向かうその車中、息子が密かに自分を憎んでいることを告げられイーサクは動揺する。途中、青年時代に過ごした旧宅へ立寄ったふたり。そこでイーサクは遠い昔の婚約者、サーラの白昼夢を見る…。
<見どころ>
ある老人の人生の軌跡を、新しい出会いや回想によって浮き彫りにする傑作。老人が見る幻想は孤独、虚しさ、苦痛に満ちてはいるが、非常に美しい映像となって私たちを魅了する。
<受賞歴>
1958年 ベルリン国際映画祭 金熊賞
1958年 ヴェネチア国際映画祭 イタリア批評家賞
1959年度 アカデミー賞 脚本賞ノミネート
1959年度 ゴールデン・グローブ 外国映画賞