<内容>
ストックホルムの陶磁器ガラス商会で働くハリーは、貧しく気弱だが素直な若者だった。彼は八百屋に勤める少女モニカと知り合う。自由奔放な娘と真面目な少年、互いに無い部分に惹かれ、2人は恋に落ちる。親との喧嘩が元で家出したモニカと一夜を過ごしたために、非情な上司から遅刻をとがめられハリーは職を失う。見えない鎖から解き放たれたような開放感から、晴々とした気分になった彼は、モニカと島めぐりの旅に出る。毎日、誰に気兼ねすることも無く、森の果実を食べ、岩場で愛し合った。しかし、そんな生活もモニカの妊娠で終わりが近づく…。
<見どころ>
ペール=アンデシュ・フーゲルストルム「モーニカとのあの夏」を原作に、ひと夏の恋物語を、若者たちの大人への抗議になぞらえ、イングマール・ベルイマン監督のフィルモグラフィでも、ひとつの転換点ともなった作品。夏のシンボルを思わせる、モニカ役のハリエット・アンデションの魅力と共に、のちのヌーヴェル・ヴァーグにも多大な影響を与えた。
<受賞歴>