<内容>
10年もの間、十字軍の遠征に参加していた騎士アントーニウス。高潔な理想に燃えて戦いへと身を投じたのだが、その悲惨さと醜さに心を痛め、従者ヨンスと共に家路を辿っていた。そんな彼の前に“死”と名乗る男が現れる。全てを悟ったアントーニウスは“死”にチェスを挑み、生命の猶予を求めた。“死”はそれに承諾し、ふたりはゲームを開始した。
<見どころ>
スウェーデンの巨匠ベルイマン監督が、幼い頃教会で見た「死神とチェスする男」という壁画から想を得たという物語を映像化し、生と死の問題を鋭く追究する。人々の終末への悲壮感や期待感の膨らみ、そんな「死の舞踏」を表現した世界映画史上で最も異色の存在と云える。
<受賞歴>
1957年 カンヌ国際映画祭審査員特別賞