<内容>
ノルウェー北部の田園地方、牧師館で夫ヴィクトールと静かに暮らしているエヴァは、7年間も会っていなかった母シャルロッテを家に迎えた。ピアニストとして華やかな生活を送り、昔から父や子供たちを置いて演奏旅行に飛び回っていたシャルロッテ。そんな母に、愛情と物足りなさの入り交じった複雑な感情を抱いているエヴァ。久しぶりの再会に喜び合う2人だったが、エヴァは母親の世話をするうちに、家庭を顧みず奔放に生きてきたシャルロッテに対する怒りを爆発させる。
<見どころ>
イングマール・ベルイマンが、イングリッド・バーグマンとリヴ・ウルマンという2人の名女優を配して母と娘の対立をきめ細かに、また荒々しく描く。バーグマンは故郷の映画で最高の演技を披露した後、この世を去った。また、かつてベルイマンのパートナーであったウルマンは、彼が自分をモデルにして執筆した脚本を基に、「不実の愛、かくも燃え」を完成させた。
<受賞歴>
1978年度 ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞
1978年度 ニューヨーク映画批評家協会賞 女優賞(イングリッド・バーグマン)