<内容> 一年に一度の聖ネポムーク祭の日、ボヘミア貴族は一夜に限って召使と主従関係を入れ替える。召使たちが席に着くと、主人の給仕で厳かに晩餐が始まる。唐突にお涙頂戴の『ボヴァリー夫人』の芝居が幕を開け、サロメの踊りが披露され、宴が最高潮に達すると、主人と召使たちは対等に踊る。
<見どころ> スイス映画の鬼才ダニエル・シュミット監督の長編デビュー作。ヴェネチア映画祭最優秀新人賞を獲得した。長廻しの固定ショットで、耽美的でデカダンスに満ちた虚構の世界を映し出す。その後のシュミット映画のエッセンスが凝縮された、実験精神に富む作品。
<受賞歴>