悪魔のような女('54フランス)

<内容>
妻クリスティーナの莫大な財産のおかげで寄宿学校の校長におさまったミシェル。彼は同じ学校の女教師ニコルと公然の愛人関係にある。利己的な暴君に耐えるばかりのクリスティーナに同情したニコルは、ミシェルの殺害計画を持ちかける。おじけづくクリスティーナをニコルは強引にけしかけ、とうとう二人はミシェルをバスタブで溺死させるが…。

<見どころ>
恐怖と緊張感にあふれた白黒の映像、ドンデン返しの連続で息も付かせない展開で、予測不能の驚きのラストへと向かう。「ここで見たことは友達に話すべからず」という但し書きが映画の最後に付け足されるほど、どんでん返しの連続が魅力の傑作サスペンス。途中からでは映画の真意が伝わらないということで、公開時には映画が始まると映画館の入口に鍵をかけられたという。1996年にはシャロン・ストーンとイザベル・アジャーニ主演でリメイクされた。「フランスのヒッチコック」と呼ばれたアンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の手腕が光る、不朽のサスペンス映画。

<受賞歴>
1954年度ルイ・デリュック賞
1955年ニューヨーク映画批評家協会賞外国映画賞

□原題/英語題
Les diaboliques/

□製作年
1954

□製作国
フランス

□上映時間
114

□監督
アンリ=ジョルジュ・クルーゾー

□出演
シモーヌ・シニョレ、ヴェラ・クルーゾー、ポール・ムーリス、シャルル・ヴァネル
□音声
モノラル

□フォーマット
スタンダード

□カラー
モノクロ

□言語
フランス語