<内容>
暑苦しいサイゴンの夏。ブラインドの降りたホテルの一室で、惰眠を貪るウィラード大尉に情報司令部からの指令が下る。それは特殊部隊の作戦将校カーツ大佐の暗殺命令だった。有能な軍人であったカーツ大佐は現地人部隊を組織するためジャングルの奥地へ潜入したものの司令部との連絡を絶ち、自らの王国を築いているという。ウィラードは、4人の部下を率いて、戦場の渦中へと向かう。
<見どころ>
ヴェトナム戦争で狂気と混乱に迷走したアメリカを象徴し、戦争映画の金字塔と評される「地獄の黙示録」。映画史に輝くこの作品が、コッポラ監督自らの再編集によって、22年の時を経て全く新しい映画として生まれ変わった。53分にも及ぶ未公開シーンが追加され、極限下の人間の欲望、狂気がより鮮明に描かれるとともに、難解と言われるオリジナル版に比べ、より理解しやすい内容に仕上がっている。2001年のカンヌ国際映画祭で特別招待上映され、旧作の再編集作品にも関わらず、大きな話題を攫った。
<受賞歴>