<内容>
ある一家を通してイタリアの現代史をたどる六時間にわたる壮大なドラマ。
1966年夏のローマ。素直で穏和な医学生ニコラと、感受性豊かで何事にも真剣ゆえに周囲と不協和音が生まれがちなマッテオ。二人は似ていないが仲のいい兄弟だった。彼らの運命は、虐待を受けている入院患者の少女ジョルジアと知り合い大きく変わる。ニコラは精神病治療の改革を目指し精神科医に、自分の無力を痛感したマッテオは規律と権威を求め兵役に…。
<見どころ>
「ベッピーノの百歩」「13歳の夏にぼくは生まれた」など、イタリアの社会と人々を描き続けるマルコ・トゥリオ・ジョルダーナ監督が、1966年のフィレンツェ、アルノ河の大洪水や、「赤い旅団」など1970年代の極左運動、1982年のワールドカップ優勝など、母国の40年間を綴った大河ドラマ。美しいイタリアの風景だけではなく、当時のヒット曲や風俗も画面を彩る。
<受賞歴>
2003年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ
2003年度ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞6部門