<内容>
ロザンゼルス郊外のその町ではいつもと同じ1日が過ぎようとしていた。彼らを除いては。
人気クイズ番組のプロデューサー、アール(ジェイソン・ロバーズ)は死の床にあった。悲嘆する彼の妻(ジュリアン・ムーア)は、錯乱寸前。アールは看護師フィル(フィリップ・シーモア・ホフマン)に息子(トム・クルーズ)の行方探しを頼む。
一方ガンを宣告された番組の司会者ジミー(フィリップ・ベイカー・ホール)は、薬物中毒の日々を送る仲たがいした娘の元を訪れるが、2人の溝は埋まらない。
夕方、クイズ番組が始まった。だが今日は天才少年として評判のスタンリーの様子が変だ。バーのテレビで番組を眺めているドニー(ウィリアム・H・メイシー)もかつては同じ番組で天才と呼ばれたが、今はしがない電気店の店員である。様々な人々が出会い、そしてすれ違う。
<見どころ>
それぞれに苦悩を抱えた人々の24時間を、意表をつく構成で描いた異色群像ドラマ。監督・脚本は「ブギーナイツ」「パンチドランク・ラブ」のポール・トーマス・アンダーソン。トム・クルーズが、女性を誘惑する方法をもてない男たちに伝授するカリスマ伝道師という、パブリックイメージとは全く違う役を演じているのが見どころ。「大統領の陰謀」のジェイソン・ロバーズや、「めぐりあう時間たち」のジュリアン・ムーアなど出演者も超豪華だ。
<受賞歴>
2000年 ベルリン国際映画祭 金熊賞受賞作品
1999年度 ゴールデン・グローブ賞 助演男優賞(トム・クルーズ)